ルーズショルダーは酷くなる前にインナリングによって改善しよう!

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ルーズショルダーはインナリングで防ごう

ルーズショルダーはインナリングによって防げる!

野球肩になってしまう原因はいくつもあるわけですが、その中の一つとしてルーズショルダーというものがあります。ルーズショルダーとはその名の通り、肩関節が緩くなってしまっている状態のことです。

ルーズショルダーになると野球肩になりやすいのはもちろん、最悪の場合投球中に脱臼してしまうことも稀にあります。ですので肩が痛くてルーズショルダーだと診断された場合は酷くなる前に、肩のコンディショニングを丁寧に行っていく必要があります。

肩のコンディショニングとしては柔軟性の向上、筋力の強化というものがあるわけですが、中でも重要なのがインナリングというコンディショニングです。

インナリングとは、肩にある4つのインナーマッスル(通称ローテーターカフ)を良い状態に整えてあげる作業のことです。

ここで注意していただきたいのは、インナリングとはインナーマッスルを鍛えるためのトレーニングではない、ということです。細いインナーマッスルは、力コブを作る大きなアウターマッスルとは異なり、鍛えて肥大させることはできません。

インナリングとは、疲労などによってマイナス状態になったインナーマッスルを±0(フラットな状態)に戻してあげたり、投球によってプラス状態になっているのをまた±0に戻してあげる作業のことです。

インナリングは黄色やピンクの弱い張力のセラバンドを使って行うのですが、とにかくフォームなどのやり方が重要なんです。ただなんとなくセラバンドを使っているだけではインナリング効果はありませんし、間違ったやり方でやってももちろん効果はありません。

正しいインナリングのやり方やフォームに関しては、僕が監修している『よくわかる!投球障害予防改善法-徹底解説ビデオ』で詳しく解説していますので、そちらをご参照いただければ幸いです。

インナーマッスルは鍛えようとしてはダメ!

とにかく覚えておいて欲しいのは、インナーマッスルを鍛えようとしてはいけない、ということです。この考え方のもとでインナリングをやろうとしても、インナーマッスルではなくアウターマッスルが動いてしまい、インナーマッスルをコンディショニングすることはできません。

アウターマッスルが動き出した時点でインナーマッスルのコンディショニングはできなくなりますので、フォームだけではなく、インナリングでは動く速度も適切にしていく必要があるわけです。

インナーマッスルのコンディションが低下し、極端な話、伸び切ったゴムのような状態になってしまうと、関節の隙間を適度に保つことができなくなり、関節の隙間が必要以上空いてしまうことによりルーズショルダーとなり、肩が痛くなってしまいます。

そしてその状態が悪化してしまうとボールを投げた際に脱臼をしてしまう危険性もあるわけです。

インナリングというのはインナーマッスルを新品のゴムのような状態に保ち、関節の隙間をベストな状態に維持するのに必要不可欠な作業となります。

ただし一度伸び切ってしまったゴムが新品同様には戻らないように、一度酷い状態になってしまったインナーマッスルを良い状態に戻すことは、不可能じゃないにしても非常に困難です。

だからこそルーズショルダーが悪化してしまう前に、しっかりと肩関節のインナーマッスルのコンディショニングを行い、肩を痛めにくい関節の状態にしておくことが大切と言うわけなのです。

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ブログ筆者:カズコーチ
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