投手と捕手を兼任すると肩を痛めやすいって本当?!

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ピッチャーとキャッチャーを兼務

野球肩にならないようにこの併用は避けたい!

リトルリーグショルダーなどの野球肩にすごくなりやすいポジションの兼任があります。それはピッチャーとキャッチャーを兼任する形です。この2つのポジションを兼任する選手が肩を痛めるリスクというのは本当に高いので、野球指導者としてはできるだけ避けたいところです。

ピッチャーとキャッチャーというのはそもそも投げ方が違います。ピッチャーはテイクバックをするフルアームスローで、キャッチャーはテイクバックをしないスナップスローで投げます。根本的に投げ方が異なるポジションに同時に入ることにより、投げ方が崩れやすくなり、肘も下がりやすく、肩への負荷も大きくなってしまうんです。

投げ方という意味では内野手もスナップスローで投げるわけですが、内野手の場合はほとんどのケースでステップしながらボールを運んで投げることができるため、捕手ほど肩への負荷は大きくはなりません。

しかしキャッチャーの場合は各塁への牽制や盗塁阻止をしに行くスローイングのステップは、ほとんど1〜2歩しか使うことができません。しかもホームプレートから二塁ベースの距離もかなり遠いため、良い投げ方が身に付いていないと腕力に頼って投げるようになり、肩関節の水平内転が大きくなることにより肘が下がり、肩を痛めやすくなります。

ポジションの兼務は投げ方別するのがベスト

これが外野手になってくるとピッチャーと同じフルアームスローで投げる形になりますので、ピッチャーはマウンドに立っていない時は外野を守るのが理想です。

そしてキャッチャーがキャッチャーをしていない時は、内野を守るのが理想です。フルアームスローとスナップスローの投げ方を揃えることにより、フォームも安定しやすくなり、肩への負荷も軽減させやすくなります。

プロ野球でも内外野を兼任する選手が多数いますが、基本的に内野の選手は外野を守ってもスナップスロー気味になりますし、基本的に外野の選手が内野を守るとフルアームスロー気味になります。

怪我を防ぐという意味でも、パフォーマンスを安定させるという意味でも、兼任させるならばピッチャー&外野、キャッチャー&内野というように、投げ方別に併用していくのがベストだと言えます。

ピッチャーとキャッチャーの兼務は、両ポジションともに投球数の多いポジションです。そして投げ方もまったく異なってきますので、たまに入る程度なら良いと思うのですが、常時ピッチャーとキャッチャーのどちらかという起用は、選手の体を守るためにも指導者は避けるべきでしょう。

そしてもしあなたが野球指導者で、子どもたちに肩肘を痛めない科学的に本当に正しい投げ方を教えられるようになりたいとお思いでしたら、このビデオをご覧いただいて、指導法を勉強してみてください。

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ブログ筆者:カズコーチ
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